ロシアのウクライナ侵攻の狙いはなになのか

これは難しい問題ではない、プーチン大統領大義は、後付けの言い訳で、そうしないと国民がなっとくしないからだ。

 では、本当の狙いは、これは経済的に停滞し、中国にも先をこされて、焦りがある。

つまり、ウクライナソ連時代・ロシア帝国時代の一大農業生産地帯であった。さらに戦略的にもロシアの北部の地域は冬は港が凍結して使えないので、何とか一年中使える海、港湾を手に入れたかったこれが願望で、それが現在も続いている。そこで黒海アゾフ海はどうにしても自分の領土として手にいれておきたいところであった。それゆえに、この地域にあえる国の地域を手にいれる動きをしていた。それが沿岸に地域を力で手に入れ、さらにウクライナ領のクリミア半島をどさくさの中で手に入れた。さらに今度は、過去のソ連・ロシア時代に、工業地帯として発展していたウクライナ南部地域には、大量のロシア人が入り、そして一部それらの人が定住した。それらの人が親ロシア

派の人としている。これらの人を利用した。ソ連・ロシア時代の夢を持つ人はロシアの力を借りたい。ロシアは、これを利用すれば領土を手にいれることは、うまくゆくとと考え、ウクライナの力をクリミア併合も成し遂げたのでやれと判断して、南部の新ロシアを支援することにして侵攻をしたのではないか。

 強大な戦力と政治力、ロシア国民を抑えて侵攻をはじめたのであるが、おもわぬ抵抗

これはウクライナ大統領がEUNATO諸国にロシアの行為は、国連憲章違反違反とアピール、西側諸国は、ウクライナの支援にはいった。ここにEU対ロシアの戦いの構図にな

っている。ロシアの戦力(核をちらつかせ、正規軍+外国人の傭兵)対ウクライナ正規軍(正規軍+応援入国人の傭兵+EUアメリカの新兵器)、まさに、ウクライナ軍の命は西側の軍事・経済・生活物資の補給)なのである。いっぽうロシアは攻める方で、戦力を使えは消耗す、補給が途絶えてしまう。

 そこで、南地域でやったのがいつも使う、口実選挙で、銃や監視兵と親ロシア人を使い工作して住民投票で、ロシアに編入多数という形をつくり、ロシア政府に認めてもらう手を使ってきた。これも、世界でも大国が占領地域で使う手なので、国連などの世界的機関が介入していない自分が決めてやっている当然不正な選挙なので多くの国は認めないものであるが、国内ではロシアが併合したロシア領と宣伝する。これにより、ひとつは、国民にこの戦争はウクライナがロシア領を侵略するから戦っていると強く思わせることが明確にできることをねらい。さらには、そこをウクライナが取り戻そうとすることに対して、ロシア併合地域にいる親ロシア人はウクライナ人を対ウクライナとの闘い兵士として使い、同士撃ちを狙う卑怯な手をつかおうともしている。

 これらの動きを封じ込めるためには経済制裁だけでは、もしかすると限界があり、ロシア国内の国民の分断を図る、情報戦を強めることや、親ロシアの国にやっていることは、これから先自国に及ぶことを説得する活動の展開と経済支援をしていくことを約束するなど味方につける政策、今以上に、NATO軍の配備や戦力の増強を図り、ウクライナ以外の防備を固める、

 これと同じようなことが、現実の大国のもとで行われていること拒めない現実が怖い、強い国は何でもできてしまうことをこれが阻止できるようでなければならない。

 アジア地域では、中国も、同じような流れで香港の政治形態を変えたし、台湾にたいしては、軍事力を背景にしめつけ、国際的に一つの中国が認められているから、台湾問題は国内問題で他国は口をだすなで、ここにも台湾の民意が反映されない状況である。

そこでこれを阻止する動きがある。これがクアットである。中国が軍事力で台湾を攻撃しれば、ほんとうに戦争になる可能性が高いと思う。これをさせないようにしなければならない。