新型コロナウイルスの政府対応

今回の中国に発する新型コロナウイルスへのがにほん日本政府の対応は貧弱である。先進国にあるCDCが日本にはまだ設置できていない。これまでも、様々な感染症があり、つくるチャンスがあったのにできていない。それ故、中国からの日本人の帰国者の対応やクルーズ船の対応など、想定外の出来事で場当たり対応としか思われない。

 政府の緊急対応会議も遅かったし、専門家の意見も反映されていない。アメリカの場合は、感染した人は、本国に戻ったら感染の有無にかかわらず2週間隔離、基地ないの施設とすぐに対応している。他の国もそうである。日本の場合は、民間の「ホテル」の協力や国の施設を探して収容するとか。クルーズ船については、即座の対応すらできなかった。そして言い訳、様々の法律を並べているが、正直いって何の用意もできていなかった(想定外のこと)。これでは、訪日外国人がいまのように経済政策で増やしているが、何かおこったときに何の対応もできないことを示したようなものである。ならば、国内に入れる訪日外国人はここまでというラインを決めておいてもいいし、クスーズ船も1年間の寄港便数の制限をしてもいいと思う。

 一番の問題は、クルーズ船の中にいる人の留め置き人数で、感染者と非感染者を分けたところからあやまりがある。どうかんがえても、クルーズ船そのものが感染源になっているのだから、すべてのひとを患者として、扱い。乗務員まずはサービスする人を外で隔離し、外部からその代わりの人をいれる。医療スタッフや機材などを船に横付けし、検疫を実施して、感染者は医療スタッフのいる船に移す。船の乗客を減らして行く

検査の結果がでてから2週間は下船させない。ここが今回ミスがあったところ、最初に2週間という日を設定したので、検査の結果がでた日が人によって違うのではないか。短い人もいれば長いひともいる。故に、一応感染検査で陰性が下船したのであるが、1回目の検査で陰性の人で2回目検査で陽性のひとがでている検査なので、下船した人のかかで無症状で陽性になっている可能があるひとがいることになるので、市中感染は今後避けられない。また、政府チャーター機、クルーズ船以外でも、中国から日本へ12月、2月まで訪れている人は多くいるので、感染源は限りなくあるのだと思う。中国から来た人が日本で発病し、もよりのクリニックに受診している例もあるだろうし、病院にいっている例もあるからどこの病院でも院内感染も当然発生する。また、子供を通しての感染は一気にひろがる。これはタクシー組合の新年会でもあちらかなことである。

 免疫も、ワクチンもないウイルスであることで、ここは恐れるところで、インフルエンザと同じように考えてよいところもあるので、例年のように注意していけばよいのだと思う。

 今回のことも厚生労働の所管なので、いろいろな情報を国民や関係者にださなければいけないのに、報道はマスコミから状況がつたわり、多くの感染症学者や研究者が病気の説明、対応やどのように対象すればよいかの提言をしていた。本来これらのことの協議はCDCがあればここでおこなわれ、その見解について、他の研究者から意見がマスコミを通して説明されるのだと思うが、残念ながら、国が後追いになり、それを大臣は弁解つとめているだけ、それも国で出来ることでも、地方にまるなげ、さらには、主催者の責任に様々のイベントの開催についておしつけ、結局責任のがれしているだけなのであるようにみえる。