政府の対応は遅すぎる

すでに、中国で増え始めた12月に、いまの基本方針をしめす時であったのだと思う。

いまの方針では、これから病院の体制を整えるのでは2から 3か月後になり、まさに手遅れになる。中国以上の状況になる可能性もでてくる。

クスーズ船の検査で陰性の人の下船について、他国は陰性でも2週間の隔離をする措置であったのであるから同様の措置が必要であった、かつ下船から自宅まで公共の機関を利用して帰したのはまずかった。

そもそも、クルーズ船内の対応が混乱し、きちんとした感染管理ができていなかったのではないか。

なぜ、中国の武漢の状況を例に対応をはじめなかったのかと思う。油断をしていたのか、経済のことでは中国から訪日者を増やすことは積極的にすすめたときに、もし今回のような事態がおきればそれ以上リスクがおきることを考えておかなければならないし、そのリスクマネージメントをつねに運用しておかなければならない。韓国については、たまたま別の理由で、訪日するひとが少なくなっていたので、助かったことになった。

 もしかして、PCR検査について、国立衛生研の検査体制がかなりできない状態になっているのか。地方の検査機関も、限界があるのでは、だから1日の検査は500位しかできないのではないか。これを明確にできなかった理由の1つではないか。しかし、民間に委託できない理由は別にあるのではないか。これはお役所仕事で一律に頼めないしくみができているのではないか。故に1日、3000というのはその数ではないか。

 これでは、必要な人にPCR検査検査はできない。つまり、これからどんどん感染者は増えていくのみである。

 重症者発生抑止では、もうだめではないか。東京、北海道、神奈川などは、訪日外国人も多いし、いつから増え始めたからわからない。特に、全国的にPCR検査がおこなわれるようになってから分かってきたことで、すでに感染して治った人もふくめて、かなりひとが感染しているのでは、しかし、どの程度の人が感染しているのかの実態がであり、これがわからないかぎり、対応もできないのだと思う。

 人混みを避けることには限界がある。そのためには、2週間、企業活動の停止など

学校の休校などの思い切った措置を法律的措置もやむを得ないのではないか。

 いまのやりかたでは、もぐら叩きで終わってしまうのではないか。やらないで増えたら批判は倍増するでしょう。やって増えた分にはこれだけやってもしょうがないと批判は少なくなると思う。なにもしないことこそが一番問題であるのではないか。